九州大学芸術工学部 編入合格体験談
平成28年度の九州大学芸術工学部、芸術情報設計学科に合格しました。
受験内容
(学力試験)英語、数学
・英語
大問が3つある。大問1は文章読解。難易度はさほど高くない。
大問2は英文を日本語に要約する問題。
この時の英文の内容は、過去の問題で取り上げられた内容と酷似していた為、過去問を軽く目を通していた私には簡単だった。
最後の大問は英語120語程度の小論文。一番尊敬する人についての小論文。
・数学
大問1.
4変数の連立一次方程式にまつわる問題。基本問題。
大問2.
3次正方行列の固有値にまつわる問題。これも過去問に類似。
大問3.
特殊なタイプの広義積分。過去問対策をすれば解ける。逆関数の積分に変換することで普通の定積分に変換可能である。もう一つは定積分の漸化式。
大問4.
二変数関数の偏導関数を求め、f(x,y)をy>0の定数としてみなし、xの関数として広義積分を求める。yの値によって収束するかしないか変化する。
面接
控室で待機し、一人ひとり部屋に呼ばれる。
今年は一人10分以内。人によってまちまち。
面接官は三人。「芸術文化論分野」「メディア設計学分野」「情報環境学分野」のそれぞれから一人ずつ。
志望動機を聞かれ、答えたことに対して突込みが来る。
志望動機以外は一人ひとり質問内容は異なるため割愛。
事前に送った成績証明書を見ながらの面接で、成績に関して質問が来ることもある。
雰囲気は和やか。面接を重要視しているとは思えなかった。
自己採点
数学:10割
英語:8-9割
アドバイス
一年間勉強すればかなり簡単だと感じる試験内容です。
英語も特に難しい文法が出るわけでもありません。
ボーダー制ですが、どの位取れば合格という情報がわからないので、満点合格を目指して勉強した方が確実だと思います。
数学は過去問10年分ほど完璧にやれば、傾向がつかめると思います。
芸術工学部に向けた勉強は2週間前ぐらいからし始めてませんので、効率よく勉強できる方は3か月ほどの勉強でも全然間に合いますので、頑張ってください。